旅行記

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2006年10月24日 (火)

境港市短歌大会に行ったよ 2

小池さんの講演会ならびに歌会のメモより抜粋。

「ひとつの言葉が世界を反転させる」
「柔道でいうと立ち技のような歌」、「寝技の歌」
「この歌はいい。だがこういう歌をつくってみようとは思わない方がいい」
「型を崩そうとして崩さない、踊りの名人のような歌。破れそうで破れていない」
「一首のうちで植物はだすときはひとつ。人間はふたりまで」
「要するに全部言わないこと。言うと人の心に沁みない」
etc・・

さて、この旅で得た収穫のひとつとして、近辺に「鳥髪」って地名があるってことを教えてもらい、むやみに興奮してしまう。

ゆきて負ふかなしみぞここ鳥髪(とりかみ)に雪降るさらば明日も降りなむ  山中智恵子「みずかありなむ」

初句、「行きて負ふ」とされてる場合が多いようで・・(googleでは圧倒的に「行きて負ふ」の勝ち^^;)
でもわたしの持ってる現代短歌文庫では「ゆきて負ふ」だからこっちで引用させてもらう。

山陰地方で・・海辺で、風が強くて、空が青くて。
そんなところで谷村はるかさんが朗々と詠じてくれた、

雪に傘、あはれむやみにあかるくて生きて負ふ苦をわれはうたがふ 小池光「バルサの翼」

「ゆきて負ふかなしみ」、「生きて負ふ苦」。
・・このふたつの歌が互いに響きあい、共鳴しあった、一瞬。

ちなみに鳥髪。今は鳥上と呼ばれているらしくだいたいこのあたりらしい・・?ここ

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2006年10月23日 (月)

境港市短歌大会に行ったよ 1

早起きして新幹線やらやくも1号やらを乗り継いで、短歌人の方々と合流しつつ秋晴れの山陰を半分物見遊山気分。特にやくも1号。ものすごー揺れるしごーごーゆー電車だったけど、車窓の眺めは絶品。気持ちのいい田園地帯やここはどこ? とゆーよーな立派な渓谷やらをぐんぐん走ってくれて「ほー」だの「わー」だのいいつつ米子駅へ。そこで短歌人の倉益敬さんのお迎えをいただき、宿泊組の「塔」の池本一郎先生や「短歌人」の小池光せんせい、谷村はるかさんらにご挨拶。しかるのち鬼太郎ロードとして有名なかいわいを妖怪のブロンズ像やらお店に並んでるグッズをめでつつ散策。と、ねずみ男やら鬼太郎の着ぐるみ(だろ?、まさか本物とか、ヤだよ)のかたがたが歩いてこられ、人間と妖怪たちの共存共栄をアピール。とゆーわけで谷村さん写す鬼太郎と池本・小池両先生というかなり貴重なお宝ショット・・ここにアップできないのがつくづく残念。
お昼は行列のできるお店として有名だという境港の魚山亭。いやー、ぴちぴちとれとれの海鮮どんぶり、おいしかったです!
それから松林がどこまでもつづく風光明媚な海岸地帯をドライブしてもらいつつ、短歌などすっかりどーでもいーよーないい気持ちになったところで短歌大会会場へ。

講演会やつづく歌会などのおはなしは(たぶん)明日アップしますが・・

猟を終へトラックで帰る猟犬の背のうつくしく夕陽見てゐる みほ

なる一首、講評の小池せんせに
「やや主観的」「犬は夕陽を見ない」
ときっぱりずばっと一刀両断。
わたしてきには「トラック」を「軽トラ」にすればよかったにゃ~、と悔やんでたレベルじゃないお駄目さ加減にむしろ爽快な気分にv
・・とゆーか。
「犬だったから駄目だったのよ。小池さんは猫好きだから、猫にしなきゃ」
なるなぐさめを某氏にいただきぎゃははははは、とw

熱気あふれる大会は夕方に終了。またまた倉益さんに米子駅まで送ってもらい、お土産に高橋もんだる院院長、高橋浩二さんに「妖怪珈琲」「目玉のおやじ汁(ドリンク)」「妖怪汁(ドリンク)其の弐」をいただき帰路につく。
子供たち、おおよろこびで飲むのを楽しみにしつつ飾ってます。
高橋さんにはこの場を借りてお礼もうしあげます。

みなさんの親切と熱情に元気と感動をいただいた会でした。
みんなみんな本当にありがとう。

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2006年4月29日 (土)

旅先で逢った桜

父との旅行からかえってきた母に電話してみたところ、母は旅先で見た桜のことばかりしゃべっている。

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・・一歩的なのは昔からだが、あまりふかくものごとにこだわったりしないひとなのに、なにゆえのにわか風流・とってつけたような桜狂いなのかと不思議。
それでその桜というのも母が言うにはぼーっとした緑色をしていて、咲ききったらピンクになってて、ぼやぼやって白くって、とにかくすごいねん・・
ってまったくなんだかとりとめがない(画像ナシ^^;)
なにかの夢のようやね、とあきれ気味に言うと、
そう、夢のようやった・・と。

その温泉地はむかし一度行った所で、そのときその場所にその桜はなかった、と母。
え?いつのこと?と聞くと、20年ほど前のことらしい。
・・母は早起きのひとで、いつも夜明け前から活動しているというひとだが、旅先でも朝がはやい習慣はそのままで、いつものように起きだして父を置いて散歩していたら、霧の中、桜が咲いていた。
いつの間に誰が植えたんだろうと思いながら足をとめて観ていると、近くの家から女の人がでてきたので、話しかけてみた。
・・関西のおばちゃんのものすごいところは^^;、はじめて会った見ず知らずのお人となんということのない世間話が普通にできることで^^;、あんのじょうその方こそ、桜を植えたひとだと知れた。

そうですか。以前ここに来られたことがあるんですか。
おっしゃるとおり、そのときは桜はなかったです。
・・さびれた温泉地で、近所の○○温泉なら人気はあるんですけどね、こっちはダメなままで・・空き地ができるとずっとそのままで。
そういうことでだれも気に留めず放置されてたこの場所に、あるとき思い立って何本か苗をうえてみたわけです。
それからのことです。
そう、もう20年になりますか・・

静かな夜明けの頃、ひそひそとかわされた会話。
土地のひとと旅人と、桜が結んだ縁。
主婦の朝ははやい。あわただしいなか、花を見上げながらのほんのひとときだったらしいが。

百年の椿となりぬ植ゑし者このくれなゐに逢はで過ぎにき 稲葉 京子

ずっと生き続ける印象のある木のなかで、桜は案外寿命が短く、里桜では100年ぐらい、山桜では150年ほど。中には 樹齢1000年を越すというものもあるらしいけれど・・

抱(いだ)かれてこの世の初めに見たる白 花極まりし桜なりしか 稲葉 京子

花とならむ花とならむと渾身にかかげしものをいのちもて見つ 稲葉 京子

ソメイヨシノの寿命は5~60年というところらしい。
人生50年。
・・そんなところも、人がこの花にわが身をかさね、心ひかれてやまない理由なのかしらん、と。


追加:

緑色の桜だが・・

御衣香(ぎょいこう)という桜ではないだろうか。
最初は淡い緑で、次にクリーム色になり、最後に淡いピンクに変わるのだとか。
ほー。

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2006年1月25日 (水)

倉敷3

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これも骨董屋さんの、これは屋根。
戌年、とゆうことで・・(笑

これはどうやら映画館。
今は貴重な手描きの看板。いいですな~。

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藤純子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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2006年1月21日 (土)

倉敷

夫が骨董屋めぐりをしたいというので、思い立って倉敷について行きました。

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夫が観光地区の裏の細道や路地をどんどん歩いていくのに、必死になってついていきました。
はいりこんだ路地のひとつで黄梅の匂いがしたので、さそわれて分け入ってみると、すごい株が満開になっていました・・

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お茶会の帰りでしょうか。すてきな和服姿の方たちに出会いました・・

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さて夫の戦利品ですが・・
戦前の朝鮮銀行券を50枚ばかりゲットできたそうですが。
・・それって何なの?(笑

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2005年11月17日 (木)

男の子、女の子

そろそろ寒くなってきたので、三男にインフルエンザの予防注射をさせた。
今はまだ予約とかなしで飛び込みでOKのようでたすかった。
いやだなー、と尻込みするのを、「すごく痛かったで」って友達相手に自慢というかネタにできるだろ、というと、納得したようだった。
さっそく小学校に提出する「きょうのにっき」にこのこと、書いていたようだ。

小学校の学級通信に女の子なんかが先日の修学旅行の感想が書いていて、
今回、修学旅行に行って、昔の日本の世界が見えてきました。この一つひとつの思い出を全部心に入れて、忘れないようにしたいです。
なんて見事にまとめてあるのを感心して読みながら、おまえの書くようなへちょい作文とレベルが違うなあ、といってやると、
女子の作文はこんなんや。あいつら、変や。
なんて言い捨てている。
修学旅行の思い出っていったって、男子の書きそうなことといったら、
法隆寺の建物はありえんほど古そうで、見ていて気色わるくなりました。
とか。
二条城のうぐいすばりの廊下といっても、「ホーホケキョ」って言いませんでした。ニセモノだと思いました。
とか。
金閣寺の中に入ってみたいといってるひとがいました。掃除する人になれば、と教えてやりました。
とか。
大仏さんの鼻の穴にみんなでくぐってはいりました。ちょっとふっくら気味の○君だけは「ぼく、やめとくわー」と言って入りませんでした。
とか。
枕投げをしました。枕投げのコツは、自分の枕は自分の敷布団に隠して確保して、人のを投げまわることです。
天井を狙ったら抜けることがあるから、それだけはぜったいにしてはいけないことです。
とか。
薬師寺のお坊さんのギャグが面白かったです。仏教を説いたひとは誰でしょう。ヒントはさかさま、です。答えはおしゃかさま、でした。
とか。
帰りのバスで見た映画「学校の怪談」がめちゃめちゃ怖くて、女子が泣いてました。
とか。

・・この時期、男子と女子はぜったいに人種がちがうというか分子構造からして違うというか、おなじ人間とはおもえないほどちがう印象があって、
そろそろ大人びてきた女の子たちと、いつまでもガキんちょの男の子たちと。
見ていて面白い。

追加

建築はこほれる音楽などといふこと東洋にふさはしからず 永井 陽子『モーツァルトの電話帳』

・・薬師寺の塔の上なるひとひらの雲、とゆーか、凍れる音楽、見た?と聞いたところ・・
なんか、もじゃもじゃしたんが、あった。とのこと。
あはは。

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2005年11月14日 (月)

秋の旅

昨日日曜日は夜明け前に家を出てJR松江。そこから一畑電鉄に乗る。
一畑電鉄が好きだ。以前のったときは夏のさかりだった。
・・炎天下、いくら歩いてもどこへいくのかわからない田んぼ道。延々とつづく田んぼのまんなかにちょこんとある無人駅。三人の子供たちといっしょに、もうなにを待っているのかわからなくなるほど果てしなく電車を待ちながら、
ここにネコバスが来ようが千と千尋の神隠しの水のなかを走る電車がこようが・・驚かない。
と言い合ったものだった。
やってきた電車は宍道湖のほとりをこれまた延々と走り、湖面を見ているうちにわたしはうつらうつら眠ってしまったものだった。
目がさめても湖。また眠って・・
また、目がさめても、湖w
スイッチバックには非常にびっくりした。
何の前知識もないまま乗ったたため、非常に面白く思ったものだった・・

その電車に乗って、ティファニー美術館に。
ジャポニズム。アールヌーボー。
陶器、家具、ステンドグラス、装身具・・

巨大な温室ではゴスペラのコンサートをしていた。それを聞きながら英国式庭園に行く。
・・湖を背景に続く庭園に咲く、秋のおわりの花々。つややかな木の実、草の実。
銀色の落ち葉の間に咲く、色あせた薔薇。
冬にはいるまえのひとときの豊饒・・静謐と混乱と。
源氏物語に秋好む中宮というひとが出てくるが・・
このひとが現代に生きていたら、こんな庭をつくるんじゃないかなあ。
なんて思った。

お昼に近所の「大はか」というお店でうなぎをいただく。
店名の「はか」とは「墓」という意味らしい・・
帰る前にもういちど庭園に戻ってチャペルに行く。
ティファニーのステンドグラスもすばらしい祈りの庭。

ぬかづきぬ 祈りの言葉のさだまれば 美頬

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2005年11月12日 (土)

修学旅行から帰ってきたよ

昨夜は冷たい雨のなか、大阪~奈良~京都方面の修学旅行からかえってくる三男を迎えに。
昨夕、京都で地震があったと、速報にあったので心配したが・・
やはり雨のせいだろう、帰校が遅れる。

たった一晩だけのお別れだったのに、顔をみると久しぶりのような感じがする。
つれて帰って土産ばなしを聞く暇もなく、長男にご飯を炊くなど留守番をたのんでPTAの会合に。
・・うちはご飯は炊飯器をつかっていない。わたしがお釜で、火加減しながら炊く。炊飯器炊きのごはんなんかもう食べられないほどおいしくなる。
どんな料亭に行っても、美頬の炊いてくれるご飯のほうがおいしい。
って夫が言ってくれるほどで、普段はそれでいいのだが、やはりこんなときは困る。
でも家族も慣れたもので、火加減やあと始末など、長男がちゃんと見てくれていたようで、助かる。感謝。

・・10時ごろ帰宅してみると三男はもう眠っていた。
昨夜、真っ暗ななかでみんな悪戯をしあって、眠れなかったらしい。
わたしの布団のなかに入っていた。狭かったが追い出さず、抱いて寝る。
お土産は紫色の房のついた十手(自分)と木刀(パパ)。抹茶チョコ(上の兄ちゃん)。光の加減で龍の影が浮かび上がる、ガラスのオブジェ(下の兄ちゃん)、などなど。
わたしと爺ちゃんはおたべをひとはこづつ。
わたしは鹿笛がほしかったのに。
このごろよく鹿が鳴く。
・・月にむかって吹いてみたかったのに。

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2005年11月10日 (木)

修学旅行に行ったよ

今朝から三男は修学旅行で大阪~奈良~京都。
田舎の小学校なので2クラス、バス一台w
家族それぞれを各時間に駅に届け、合間を縫って見送りに。

ある夜、兄ちゃん風を吹かせた次男が弟に言うには。
なあ、金閣寺に行ったら、人がぎょーさんいる。そんならな、よーく聞いとけよ。
金閣寺はすごいなー、ってきっと誰かが言いよるからな。
そしたら誰かがきっと、あんなかに入りたいとか住んでみたいとか言うからな。
そしたら誰かがきっと、掃除するひとやったら中に入れるで、って言うからな。
そしたら誰かがきっと、掃除するひとでもええから中にはいりたいわ、言うてあはは、ってみんなで笑うて向こうに行きよる。
ええか、聞いとけよ。絶対やで。
・・って、なんやねん。それが兄が弟に伝える見学のポイントかい。

金閣寺をお掃除するひと・・なんて発想だが。
掃除といえば石庭を思い出す。
あるとき、弟子が丁寧に掃除をした。塵ひとつないほどきれいになった庭を見て、師は、あんまり整いすぎた庭はかえってよくないとして、わざと葉っぱを散らしたとかなんとか・・
・・ってちょっとヒネた小学生好みなおはなしw

石庭から金閣寺へ、というルートになるのかな。
でも根がまじめな三男のことだからきっと耳を澄まして、こんな会話があるのかどうか、聞いてくると思う。
ああ、あほらし。
でも行きたいなあ、秋の京都。
わたしが子供のころに行ったときに観た、二条城のやけにリアルな時代人形。
あれもそのまんまかなあ、って、子供のころって、わざわざ遠くに連れていってもらっても、やっぱり変なことしか見て帰らない証拠だなあ、と。

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2005年10月25日 (火)

おやつの時間

ここ数日急に寒くなったからでしょう、体調を崩し、胃もすこし痛かったので、日記を休んでおりました。
病院行ったり、「ストレスがあるんですね。どこも悪くないですよ」とセンセにいわれたり。
ああ、病は気からというけれど・・
やっぱりストレス感じてたんだー。
なんてかんじで、不調なのはあいかわらずだけど、それだけでちょっとだけ気が軽くなったりしてます。

憂鬱なばかりでもなく、よく晴れたにちようび、夫とドライブにいったりもしておりました。
きらきらの波打ち際がとてもきれいな海岸添いの道。
海の見えるテラスでお茶でもいただこうか、と思いお店に入ってみたところが、なぜか漁師さんがお魚売ってたりしてるバーベキュー屋さんだった (をい
お昼ごはんはすんでいたけれど・・
面白そうだから、おやつがわりにイカでも焼いて食べてみようか、と。
お店は高い断崖のうえにあり、テラスから下をみると、火サスのラストさながらの?、絶叫ものの眺め。
足の下はるかに波がさわいでいたり、遠くの水平線に雲の影がおちていたり、漁村の子供がぼんやり立って湾のそとの海を見てたりしてるのをみながら、お店で買った250円也の串にさしたイカとか、一個150円ばかりだった牡蠣とかを焼いてたべたりした。
調味料とか火箸とかもそろえてあって、なにも持たずドライブの途中にふらり立ち寄って、おいしそうなのをその場でちょいちょいと焼いて食べるってことができて、とても楽しかった。
バーベキューの炭火がじんわり赤くてあったたかくって。
おもいもかけないおやつの時間だった。

今日、小学生の三男は調理実習だというけれど・・
作るのはなんと、わたしの大好きな「おはぎ」だと!!
聞いておもわずうれしさ百倍。
あいてるタッパーをわたし、
「あまったら、もって帰ってきてね」とたのむ。
無理じゃー、といいながらも三男、タッパーを持っていってくれた。
もってかえってきてくれるかなー。
うふふ。た・の・し・み♪

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