経済・政治・国際

2009年3月30日 (月)

パック

ここしばらく「PAC3」のニュースでもちきり。
どう読むんかいなと思ってたら「パックスリー」ですか。
というわけで「真夏の夜の夢」より。妖精「パック」のセリフ。

「はて、さて、なんと馬鹿者ばかりでござろうか、人間というものは 」 

メンデルスゾーンの鯨の指揮棒が尾を引きて空飛び去りにけり 永井陽子『モーツァルトの電話帳』

不謹慎でごめん。指揮棒ならぬミサイルが来るってのに・・

さて芥川龍之介『 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/69_14933.html">河童 』の方は「バック」。

「どうもまことに相(あい)すみません。実はこの旦那(だんな)の気味悪がるのがおもしろかったものですから、つい調子に乗って悪戯(いたずら)をしたのです。どうか旦那も堪忍(かんにん)してください。」

でもこの漁師のバッグ、本当はパックじゃなかったんかな。って。
だってわたしずっと、パックって思いこんでたもん。

ってわけでミサイル「遺憾の意」。
こういうのは嫌いなタイプの画像だ。

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発射情報に注意を=政府、国民に呼び掛け
3月27日10時44分配信 時事通信


 河村建夫官房長官は27日午前の記者会見で、北朝鮮が来月4-8日に長距離弾道ミサイルとみられる「人工衛星」発射を予告していることに関し、「北朝鮮から飛翔(ひしょう)体が発射された場合、政府は速やかに必要な情報をお伝えする。テレビ、ラジオ等の情報に注意してほしい」と呼び掛けた。
 河村長官は、北朝鮮の「衛星」について「通常はわが国領域内に落下することはない」と指摘。「国民は平常通りの生活、業務を続けてほしい」と語り、冷静に対応するよう促した。 

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2007年12月22日 (土)

UFO

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ぼくが東ドイツに住んでいたころのこわいはなしをひとつ

ベルリンの郊外に家があって
あるま夜中に雷のような音がひびいた

あっ・・
空飛ぶ円盤だ!

そう思ったね!
信じて疑わなかった とんでって窓の外を見た!

でもそれは

・・はじめて見る戦車のむれだった

(略)

幼少のみぎり
印象ぶかかったねえ
円盤が戦車にばけたとあっては  -萩尾望都 『小鳥の巣

時ならぬUFO論争で賑わっているが・・

「円盤が戦車にばけた」
ということにだけはならないようにというか、
こわいのは戦車だけじゃないんですけどね。

・・私が人生最初に触れたUFOものといえば、カール・ユングの空飛ぶ円盤だった。
もちろん小学校かそこらのガキんちょのわたしに深遠なユング心理学の世界など理解できるはずもなく、でもなんだか気になるはなしとして心に残っていた。

UFOの存在を示す確証は何もない。しかし、心的存在としてのUFO現象は古代にまで遡ることができ、その中心には円い物にまつわる幻視や伝説、神話がある。ユングはそれを曼陀羅へ通ずる全体性の象徴と見、そこには人類の深い過去に根ざした元型があると考えた。象徴比較や夢解釈を駆使して、現代の神話としてのUFO現象を分析し、心的全体性を回復する契機にしようとした、ユングの生前に刊行された最後の著書。(前掲書ブックレビューより)

UFOが現代の神話ならばゴジラだって、あるときは災いをもたらし、またあるときは災いから守ってくれる「まれ人」と解釈できるこれも神話のひとつってわけで。

でもこの年末、なにゆえに。 
現代人は神話談義になにを求めてるのだろう。

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