封筒
仕事のきつさをひとつ越え、またひとつヤマはあるんだけどひとまず今夜だけはゆっくりとしたいな、と。
晩御飯とかもお弁当を買ってきて済ます、ってのが続いてたからひさしぶりになにかつくりたくて。
だから茗荷。
・・昼間事務室から貰った古封筒を使っててびっくり。
転勤前の職場の印刷。そんでもって日付からみるとその職場から私に関する書類などを郵送したものらしい。
今を去ること三か月前。
転勤がつらくてかなしくて。でもどうすることもできなくて。なにか奇跡が起きないものか。そんなことすら考えたりしてて。
とはいえ粛々と事態は進み。
・・運命を決めた封筒に、偶然遭うか、と。
深き井戸にこゑ放つごと封筒のなか深ぶかと手紙をさめつ みほ
+
ここ数日、前の職場のことばかり思い出してた。だからこんなことがおこるのね、ってそんなバカな。
なんかひどく動揺したんで使わず捨てた。
こういう偶然は気持ちが弱ってるときには困る、ホント。
・・とくに茗荷でも食べて忘れたいような嫌なことがあったときには。
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