気持ちのいい場所
月光酢の香放つときしもわが戀ふる弦楽四重奏曲「激怒」 塚本邦雄『風雅和歌集』
先日、委細省略ながらさすがのわたしも激怒しかかったことがあり、
疲れきっているんである。
どれほど「ろくでもない世界」に住まいしようとも、その人の周囲だけは、それがわずかな空間、わずかな人々によって構成されているローカルな場であっても、そこだけは例外的に「気分のいい世界」であるような場を立ち上げることのできる人間だけが、「未来社会」の担い手になりうる。 内田樹
そうなんだよね。
でもその「ろくでもない世界」から闖入者がやってくるんだよね、そのせっかく築こうとしてた「気分のいい世界」にね。
職場ではなにせわたしの方がストレンジャーだから、仕方ないんだよね・・
その、とても馴染めそうにないと思っていた今の職場だけど、心配して声をかけてくれたり話を聞いてくれたりする方もいてくれて・・
とりあえず感謝、なんである。
でも・・なんだかなあ。
蟹は自分の甲羅の大きさにしか穴を掘れないにしても・・
崩れそうなんだよ、砂が。
+
ってわけで、とりあえず家庭だけは気分ならぬ「気持ちのいい場所」にしたいなと思って、
薔薇を買ってきたり植えかえたりしてたら(ヲイ
注文してた家具が届く。
あー。
わかった。このブログの中のひと、不適応を悩んでるみたいだけどやっぱりマトモじゃないわ、ってお思いの方々へ。
そんな高価なもんじゃないんです。アンティーク(激安)なんです、ってぜんぜん言い訳にならんか。
・・ともあれ、どんな人が使ってたんだろう、って手入れしながらしばし夢にふける。
夢もまた「気持ちいい場所」、のひとつなんである。
+追加+
お気に入りの空間なべて昏れやすくたそがれのやうな重さを持てり 柚木圭也『心音(ノイズ)』
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