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2007年11月18日 (日)

さつき

介護の必要な舅ん家に来て、なんて言葉では簡単だけどいろいろもろもろすごく不便で大変で、主婦としてはものすごく納得しがたい気分な昨今。

とゆー毎日だったけど、ようやくこちらもPC使える環境ゲット。次男がさくさく接続してくれてこれを書いてる。

定住の家をもたねば朝に夜にシシリイの薔薇やマジョルカの花 斉藤 史

今日はこっち、明日はどっち、って子供に着替えと学校のかばんだけ持たせてさすらっているような生活。
気分はなんちゃってシシリイの薔薇やマジョルカの花なんだけど、定住の家がないこんな生活、ぜったいマトモじゃない。
それでも季節はめぐり薔薇たちは次からつぎからこぼれるように咲いてくれている。
・・H市のおうちにお留守番で置いてた40鉢とかゆー薔薇たちをえっちらおっちら一鉢づつ、田舎の舅の家に運んだ甲斐あってか今満開。
舅の家は純然たる日本庭園で、だから薔薇たちは完全にミスマッチなんだが、それぐらいの嫌がらせなんかで罰、あたらんだろし^^;

仕事から疲れて、月明かりなんかで照らされた庭の薔薇たちの間を通って帰ると、なんだかほっとする。

・・ところがお舅さん。
どうやらこの薔薇に興味津々らしく、鉢の場所がかわってたのに気づいたのが最初。
土をかじってたり、枝を剪定してたり。
おおきなつぼみのついた枝を折ったり。

「そんなことをされては困る」
と夫に抗議したのだが、それぐらいいいじゃないか、の答えに怒りばくはつ。

それぐらい、の言葉って便利よね。
どんなに本人はつらくっても、とりあえずそれで丸めこめるっていうか、大事な薔薇をばさばさ伐りまくられて、挙句「それぐらい気にすんなよ」で以下終了。

・・痴呆が出だしたらしく、わたしの薔薇のことを自分の皐月〈さつき〉と思い込んでいるらしい。
皐月がよく咲いてるなあ、と。
だから剪定するのはわかるけど、仕方ないのもわかるけど。

こちらの方は毎朝ものすごい霧が出る。
霧にむせるような夜明けのころ、薔薇たちはそれぞれ露に重く濡れ、
冬ちかきころ、春のころよりいっそう色あざやかに、咲く。


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コメント

前に、いつかこういう事態をお迎えになるのではないのかな、と心配しておりました。私の予測より、早くきてしまったようですね。あれいらい、ずっと拝見させていただいていました。私は、「ぐみ坂」勤務を定年退職し、年金生活にはいっています。ねじれ国会を、ニュースでみまもる立場になっています。それにしても、かしこくてしなやかで、気品にあふれたあなたの、苦闘される姿に、感無量です。ご家族のためにも、あなたの文学のためにも、ご健闘をこころよりねがっています。

投稿: ぐみ坂のかぜ | 2007年11月22日 (木) 16時27分

☆ぐみ坂のかぜさま♪

おひさしぶりです。どうしていらっしゃるかな、っていつも思っていましたよ。お元気そうでなによりです。なにやら地獄でホトケ、じゃないですけど、コメント、すごくうれしかったです。

>かしこくてしなやかで、気品にあふれたあなた

あいかわらずお上手なことをおっしゃってくださいますね。うれしくなってしまいます。某ぐみ坂あたりの皆様はみな、こんな風なんですか? 証人喚問されてしまいましてよ、おほほほほほ〈謎笑


投稿: 美頬 | 2007年11月22日 (木) 22時44分

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