女の品格
干物女ってわたし的にはすんごく居心地のいい言葉に安住する間もなく、やっぱりでました「女性の品格」、ですと。これがつっこみどころ満載、ってわたしって所詮品格ないから、ってか。ウルサイ。
たとえば、
〈無料配布のティッシュなど、何でも貰うのは卑しく品格をなくします〉
ですか。
ってもさー。炎天下、バイトしてる子へのこれも親切というか思いやり、お手伝いのつもりで貰ってるんだけど、だめなの?
おなじく、
〈“だらしない”は“おおらか”と表現。人を傷つけるネガティブな言葉は口にせず、美しい日本語を話すように意識する〉
ってもさー。
「美しい日本」構想が沈没気味の昨今、今こそ美しい日本語万歳なのはわかるけど、DQNの馬鹿のひとつ覚えならいざしらず、ばしっと決めなきゃなんないときは「汚い」言葉だってあえて使わなくちゃなんないと思うし、そのほうがすっきり、暑苦しくないと思うんだけどね。というか、「だらしない」って言葉をねがちぃぶだからって死語認定してしまいませう、なんてしちゃうとさー、落語とか存在できなくなると思うのよね。落語に描かれるようなどうしようもなくだらしない男と女の人間模様、これを「おおらか」にしちゃうと、ダメダメだと思うのよね。マイナスな言葉を使うとマイナスな事情がおこる、って母なんかよくわたしに言って叱るんだけど、それって言霊信仰? 言霊ってのは正しいときに正しい言葉を使ってなんぼだと思うんだけど、 「忌み言葉」じゃあるまいし、言い換えをしたってポリアンナ症候群、〈自分や他人の悪いところはすべて目を瞑り、良い部分だけのポイントをプラスして、すべて良し、と自分勝手に納得してしまい解決しようとしない事〉というか、かえってややこしくなってポイントさがるって実例は、某国の与党政治家の言動なんか見ててわかると思うんだけど。夏なんだしさ、だらしない輩には「んまっ。だらしないわねっ! いいかげんにしゃっきりしなさいっ!!」ってしっかり叱ってすっきりいこうよ。
「起床後、すぐに口紅を塗る」
なるほど、淑女たるべき者はこうでなくてはということか。でもわたし、お肌がデリケートってわけでもないけど、お化粧がどうも苦手なんだ。唇塗って食事って、仕方ないときは我慢するけど基本、色素やら添加物やらが気味悪くってどうもダメ。ってわけで年中スッピンで口紅減らないわたしには耳が、いや唇さむし、いや痛しってところ。って感じで、「シルク100%の下着を愛用」、「ルイ・ヴィトンは嫌いだ」「ケンカの最中に鏡を見る」あたりみな全滅。
「ルイ・ヴィトンは嫌いだ」は謎。「カラオケの十八番は石川さゆり」なのも烈しく謎。明菜じゃダメなの?〈笑
わたしとしては
「食器洗い機を活用している」
がつっこみどころ。先日食器洗い機を買ったんで、淑女への道ギリギリセーフというところか。でもなぜに食洗機?
とはいえ。
「3つ該当すれば及第点。7つ以上なら、「吉永小百合」級の淑女」
という厳しいテストになぜかこのわたし、6点もとった。吉永小百合はダメでも黒木瞳なら、ってところか〈殴
以下引用。
ウチの嫁の「女性の品格」度チェック (ゲンダイネット)
「私は軽~い女とはちょっと違うのヨ」なんて息巻く女性たちのバイブルと化しているのが、「女性の品格」(PHP新書)だ。昨年秋の発売以来、着々と売れ行きを伸ばし、160万部を超える大ベストセラーとなった。マナーや服装、話し方などの“女性らしいたしなみ”が、こんなふうにレクチャーされている。〈無料配布のティッシュなど、何でも貰うのは卑しく品格をなくします〉
〈“だらしない”は“おおらか”と表現。人を傷つけるネガティブな言葉は口にせず、美しい日本語を話すように意識する〉
そこで、ウチの女房の“女性の品格”度チェック! 嫁サンなど身近な女性はいくつ当てはまるか。3つ該当すれば及第点。7つ以上なら、「吉永小百合」級の淑女だ。
(1)いつでも天気の話ができる(2)起床後、すぐに口紅を塗る
(3)食事は常に腹八分目
(4)シルク100%の下着を愛用
(5)ルイ・ヴィトンは嫌いだ
(6)定番の得意料理がある
(7)花や木の名前を熟知している
(8)ケンカの最中に鏡を見る
(9)食器洗い機を活用している
(10)カラオケの十八番は石川さゆり
【2007年8月3日掲載記事】
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コメント
はははは。そんな本かいな。これではですねえ「シルク100%の下着を惜しげもなく買える」お金持ちでないと品格は身に着かないことになりますが。最近シルクも安くなったとはいえそうじゃんじゃん買えるものではないんです。口紅だって、肌が弱い人のこと考えてないし。(ちなみに私も肌が弱い)石川さゆりにいたってはなぞ過ぎる。
ふ、ふ、ん、そんな品格はいらない!
投稿: ふゆのゆふ | 2007年8月 6日 (月) 15時50分
おおお。ふゆのさま。コメントありがとでござゐまする。
(5)ルイ・ヴィトンは嫌いだ
つまりエルメスさまやおシャネルさまを狙ってでのことでしょうね。
(6)定番の得意料理がある
って、わたしの場合、ラーメンですが〈殴
(8)ケンカの最中に鏡を見る
この冷静さ、こわすぎます。つうか、怒ってるワタシも美しい、ってナルシズムも品格には必要ってことなんでしょうか。
まあ、不思議の国の本のようですわな。でも、そう感じる時点ですでに私には「基本的品格」が欠けているってことなんかしら。
となると、ここは是非「短歌の品格」について考えてみるのも一興かと〈笑
投稿: 美頬 | 2007年8月 6日 (月) 22時13分