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2007年1月 8日 (月)

冬休みもおわり

冬休みもおわり、ということで必死になって宿題を退治てるわが子たち・・
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために、ということか、次男も友人宅で泊りがけの雪中宿題合宿なるものを敢行。おかげさまでなんとか無事終了とは本人の言。さてさて・・

今読んでるのはなぜか初夢にでてきた与謝野晶子にちなんで、というわけでもないが永畑道子『夢のかけ橋 晶子と武郎有情』。与謝野晶子と有島武郎の謎めいたひそかなロマンス、というようなおはなし。深作欣二の演出・吉永小百合と松田優作の主演で映画化されてる「華の乱」の原作かと思ったがそうでもなかった。もったいぶっててそれでいてたいしたことはなくってって感じでいまいちどうも読みにくい。そういえば『華の乱』も読みづらかった。文句いいつつも読まねば、とw

お正月、どうでもいいけどマイブームの中井久夫『家族の深淵』(みすず書房)にあれこれ思う。
これも

斉藤茂吉のそばには天才のために喜んで三百六十五日病院を休まなかった副院長がいた。

やら。

人生の入口および出口近くに詩作のピークを持つ詩人が少なくない

やら。

詩作者と、精神分裂病患者の、特に最初期との言語意識は、(略)共通すると私は考える。

やら。つっこみどころたくさんな一冊だった。

とくに終盤、現代ギリシャの詩人と詩についての論説が延々とあって、それはわたしにとってはまったく頓珍漢なおはなしではあるのだが、読んでて心躍りしてくる気分になるのは不思議だった。
以前題名はわすれたがむかし話題になった推理小説で、主人公の「歌人」(架空)の経歴を書きたてた歌壇史ってのがあって、それもまったくの架空のものだが読んでてとても面白かったことを思い出す。ねがわくば引用してた短歌ってのもそれなりのものであったら完璧だっただろうに、そうではなかったのはご愛嬌ってもんだろうか。
もちろん中井が引用してるギリシアの詩はなかなか面白く、今度はそちら方面に触手をのばしてみようか、と。

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