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2005年12月 4日 (日)

夜の錦

短歌の会に行くこともなく過ごしていたが、昨日は龍野で眩の米口實先生の講演が聴けるというので出かける。
うつくしい紅葉つらなる山道を車で快走する。
播州は藤原定家の一族と縁が深いようだが、俊成卿の女(むすめ)も龍野に晩年をすごしていたと知り驚く。

風かよふねざめの袖の花の香にかをる枕の春の夜の夢 俊成卿女

高校生のころ、こんな一首に心ひかれたことなど思い出す。
・・もし俊成卿女が生きていたら日に夜に通って和歌のこと、・・短歌のこと、教えて貰いにいけるものを。

短歌人会の吉岡生夫さんにご挨拶できてよかった。
日が短いこともありそうそうに帰宅。
あんなにうつくしかった紅葉の山が、日が暮れて真っ暗になっている。去年の水害時に崩れたままの峠を通る。
真っ暗な山道。ライトに照らされているところだけが赤い。古今集、五、秋、下「見る人もなくてちりぬる奥山の紅葉はよるのにしきなりけり」や漢書、項羽傳「如衣錦夜行」を思い出す。

DSCF0657これはうちのお台所の裏の眺め。

夜の錦ならぬ夕方の錦。って、ぜんぜんダメですな。

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今朝はそうそうに氷雨のようにつめたい雨の降るなか小学校PTAの再生資源回収。犬小屋の近くに保管していた新聞紙もあったのだろうか、集めた新聞紙を車に詰め込むとひどく匂い、くしゃみに苦しむ。呼吸できない気分になる。
むかし古新聞を集めていて全身にアレルギーが出て困ったこともある。
こういう活動に文句を言ったら非国民扱いをされるってもんだが、子供たちの卒業と同時に親もPTA活動から卒業できる。みんなで力をあわせると結構楽しいけど、やっぱりつらい再生資源回収もいよいよこれで最後。万歳、というか感慨無量。

本当は今日は昼から大阪で短歌人会の会合があったが、出席できなくなる。
今年も会いたい方たちに会えない一年だった。
この季節にこの気候。滅入る。

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