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2005年4月11日 (月)

終戦のローレライ、観たよ

昨日映画「終戦のローレライ」を観て来ました。
原作を一気読みしたという夫のお供です。
上演前、「ヘンな映画にしてみろ。立ち上がって怒鳴りまわってやる」といってた夫がのっけから
ちがう! こんなん、偽モンや! と怒っているのを、
まあまあまあw
となだめるのに苦労しましたv

う~ん。画面はきれいでした。
でも、原作の予備知識ゼロのわたしが観てもなんだかヘンだぞおかし~ぞ、というような展開はあり、
終戦直前に反乱を起こした将校が人質たちに自決用の短刀を供与する場面があるんですけど、お皿の上に置くんですよね。
それがどう見ても、バナナ。
・・やら。
アフラックのCMにでてくる柳葉敏郎がボールをつかむ手をする場面があるんですけど(ものすごー、シリアスな場面)、
やっぱりどうみても、ボールをつかむ手。
もしくはパチンコする手(当時はそんな機種、ないと思うけど)。
・・やら。
役所公示(違)が艦内でも発生した反乱グループと対峙し論戦する場面があるんですが、
うーん。破壊と混乱のあとからの復興、再生日本を叫ぶとこなんぞ、まんま「ガイヤの夜明け」じゃん。
・・やら。

エンドロール見て、ビックリ!
反乱兵役で富野由悠季、画コンテ協力に庵野秀明、B-29のマークデザインに押井守、やたらエロかったパウラの服のデザインに出渕裕(ガンダム、パトレイバーのメカニックデザイン)の名前が・・・
潜水艦と女の子と戦闘シーンって三題噺なら、庵野秀明がすでに「七つの海のナディア」(古っ!)でやってたけど・・
いっそこのひとたちに監督させたほうがよかったんじゃないの、とゆうことで・・(^^;)

戦闘中の歌声っていうと、宮崎駿「ナウシカ」原作でクシャナが歌ってた場面を思い出してしまうけど・・
ってことになると
パウラの動く城」ってことかよ (マジ
って言葉があたまからはなれなくって、困りんこ。

+

「ローレライ」って題だったら
♪なじかは知らねど心わびて、
♪昔の伝説(つたえ)はそぞろ身にしむ。
ですよね。

美(うるわ)し少女(おとめ)の巌頭(いわお)に立ちて、 黄金(こがね)の櫛(くし)とり髪のみだれを、 梳(と)きつつ口吟(くちずさ)ぶ歌の声の、 神怪(くすし)き魔力(ちから)に魂(たま)もまよう。

こぎゆく舟びと歌に憧(あこが)れ、
岩根(いわね)も見為(みや)らず仰げばやがて、
浪間に沈むるひとも舟も、
神怪(くすし)き魔歌(まがうた)謡(うた)うローレライ。ここ

この歌のごとく敵艦を沈めまくる謎の超科学的システム「ローレライ」。
帰宅してから夫に渡されて急いで読んだ原作ではこのシステムの鍵を握る少女パウラ「♪椰子の実ひとつ~」を歌ってたんだけど、映画ではモーツァルトの子守歌の「♪眠れよいこよ~」を歌ってるって設定なんですよね。
これだけをみても、原作版は椰子の実のごとく、人間たちがそれぞれの使命とともに時代の過酷なうねりに翻弄されながら流れのまにまに落ち着くべきところに落ち着いていくはなし。であり。
映画版は「♪眠れよいこよ~」に聞きほれつつ眠ってください。
そして映画を観たこともそのまま全部忘れてください。あははのは。
ってかんじ? 
・・とゆーことで、以下省略。

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コメント

カリスマ主婦・伊藤まさこさんは、現在、女性誌「LEE」などで人気沸騰中の料理&雑貨スタイリストで、母と子の日常生活写真集やご本人が身につける洋服・インテリアなどの写真集、エッセイなど、7-8点の本が書店の女性誌コーナーに並んでいます。ピコリンの筆者の写真集なら、もっと売れると思うのですが。「恋の魔法」も「ローレライ」も、ユーモアの奧にキラリと光る批判精神、時代をえぐる感性がしびれるように読者を魅了するのでは……すると思いますよ……するにちがいありませんよ……しますように……。

投稿: ぐみ坂のかぜ | 2005年4月11日 (月) 11時31分

「ローレライ」、公開初日に観ちゃいました。
潜水艦モノのお約束として「溺死」シーンというものがあるんですけど、いやはやまさかあんな驚愕の溺死が用意されていようとは・・・。
映画館でのマナーを忘れ思わず「えぇー?」と声をあげてしまった私です。
まぁ、香椎由宇ちゃんのコスプレが見れたのはよかったですけど・・・。

投稿: add3 | 2005年4月11日 (月) 11時59分

この映画、絶対に行かないと決めていたのですが(笑)
本当の潜水艦乗りの自伝やら体験談読んでいたら、きっとあほらしくって見ていられないはず・・と思っていました。

大体なんじゃ、あの潜水艦のカタチは!!

投稿: seurat | 2005年4月11日 (月) 13時20分

☆ぐみ坂のかぜさま~

おおお。「LEE」を読んでらっしゃるんですか~、すごい!
それより、あはは。写真集ですか。わたしの? 「ヘンな生き物事典」かい、って爆笑ものですよ。

☆add3さま~

おひさしぶりでございます~♪
さすが初日に轟沈、いやご鑑賞とは・・お気の毒な(笑

>潜水艦モノのお約束

そうそう。「溺死」以外にはたとえば
・危険な水深を越えてもぐりすぎて壁がみしみし、ぎしぎし・・
・いきなりの停電。
・アラームが鳴り、カメラが通路を走る。
・反乱。でも鎮圧。
・陸上から理不尽な命令が来る。
・海上にぽっかり浮く。それでもって、うそみたいにすごい大雨に見舞われる。

でもあの溺死シーンはあんまりでした。夫、卒倒してました(笑
それともうひとつ。
柳葉敏郎の五右衛門死にの場面(そんな言葉、あるのか?)、わたしつい、小声で歌ってました・・♪よーく考えよ~ぅ、いのちは大事だよ~ぅ♪

>香椎由宇ちゃんのコスプレ

「あずみ」の格好してるのもありましたね。
いくら海軍でも熱帯で真夏であのマントはヘンすぎます(^^;)


☆seuratさま~

さすが、読書家のseuratさま。さまざまなご本を読み込んでらっしゃいますね♪
でも観なければいつまでもきっと気になったままだろうから・・
というわけで、ええ、夢だと思ってすっきり忘れることができます(笑

>大体なんじゃ、あの潜水艦のカタチは!!

・・糸で本体とつながってるコバンザメ・・(笑

 

投稿: 美頬 | 2005年4月11日 (月) 23時18分

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» ★「ローレライ」、嗚呼、記憶を消したいぞ!★ [★☆カゴメのシネマ洞☆★]
「ローレライ」(2005) 日本監督:樋口真嗣  製作:亀山千広  プロデューサー:臼井裕詞 市川南 甘木モリオ  製作総指揮:島谷能成 関一由 千草宗一郎大月俊倫協力プロデューサー:山田健一原作:福井晴敏 『終戦のローレライ』(講談社刊) 脚本:鈴木智撮....... [続きを読む]

受信: 2005年8月29日 (月) 01時55分

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