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2005年3月24日 (木)

翻訳のむづかしさ

翻訳サイトというのを利用することがあるのですが、たいがい、本気か、と疑うような珍訳になって驚くことがあります。
こちらでたとえば「吾輩は猫である。名前はまだ無い」というような文を訳しつづけていくと結局どうなるか・・というおもしろい遊びをやっていました。
(結局「私は猫です。 しかしながら、名前が全くありません。」という文になったようです・・。「しかしながら」「全く」と語調が強まっていることに猫の強い不満が感じられるということか)

漫画の名セリフをエキサイト翻訳 ここという遊びもあるんですね。教養も身について一挙両得?!
例:(原文)「我が生涯に一片の悔い無し!
        ↓
(英訳)There is no regret of a piece my life.
        ↓
(翻訳後:以下同様)「1片の未練が全くありません。私の人生。」
さすがのラオウもつまりは未練たらたらなわけで・・(笑)

というわけで、わたしもいろいろエキサイト翻訳で翻訳してみましたw

◆「今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる」(三島由紀夫) ここ

(英訳)We show the whereabouts of value more than the life esteem to your eyes only now.

私たちは現在だけ、人生尊重より価値の居場所をあなたの目に示します。

・・三島も哭くぞ。

◆「どんな鳥も想像力より高く飛ぶことはできない」(寺山修司)

(英訳)Any bird cannot fly higher than imagination.

どんな鳥も想像より高く飛ぶことができません。

すごいぞ、やっぱりヘンだけど、意味があんまりかわっていない!
さすが寺山!!(やたら感動している)

◆梅一輪いちりんほどのあたたかさ

(英訳)Warmth of about one wheel a plum tree wheel
・・ほう、なかなか期待させてくれます。

1個のホイールに関する梅のホイールの温暖

なんども翻訳しなおしているうちにこの「温暖」が「温厚」になり、さらには「柔和」にかわったりもしましたが・・

梅のホイール・・鯛と梅のホイル焼き、とかだったら・・お茶漬けとかにおいしそうですw

だったらお茶漬けは?

◆「お茶漬けだよ、お茶漬けの味なんだ。夫婦はこのお茶漬けの味なんだ。」(小津安二郎)ここ

(英訳)It is a tea pickle, and a taste of the tea pickle. The married couple is a
taste of this tea pickle.

それは、紅茶ピクルスと、紅茶ピクルスの味です。 結婚カップルはこの紅茶ピクルス
の味です。

・・紅茶ピクルス?
小津ワールドを海外にもってったらこうなるってことなのでしょうか。
なんだか「夫婦」ってもんがますますよくわからなくなってしまいました・・

◆「これにて一件落着」(遠山の金さん)

(英訳)It is this and a disposition of the case.

それは、これと一件落着です。

・・どの件ですか?、ってすっとぼける妻、困る夫・・というより木暮実千代と佐分利信w

◆「ベルサイユのばら」(笑)

(英訳)Rose in Versailles
まあ、まともかしら、ということですが・・

ベルサイユでは、上昇しました。

は? な・・なにが上昇したんですか?(わくわく)

もいっかい!

それはベルサイユで上昇しました。

結局意味不明(笑)

ついでにライブドア翻訳でもトライw

「ベルサイユのばら」

The rose of Versailles

ベルサイユのバラ

すごいぞライブドア!
さすがというかなんというか、感動しましたw

ちなみに嵐雪の梅一輪、ライブドアでもやってみました・・
One-flower plum [ about one flower ] warmth
1輪の花プラム[約1輪の花]暖かさ
・・正しさを超越したような、なんともほんのり梅の色したあたたかな翻訳ではありませんかw

小津安二郎もやってみました。
it is boiled rice in tea -- it is the taste of boiled rice in tea. Husband and wife are the taste of this boiled rice in tea.
(それは茶の中の煮た米です--それは茶の煮た米の趣味です。夫と妻は茶のこの煮た米の趣味です。)
「茶の中の煮た米」・・ねえ(笑

だれです。だからホリエモンのライブドアでは小津安二郎は無理なんだって言いたい人は?
紅茶ピクルスよりましでしょーがっ!?w

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コメント

翻訳ワールドへのご招待…ありがとうございます。私の体験では、国連、ホワイトハウス、ニューヨークタイムスなどのホームページをみるとき、「アトラス」(富士通の翻訳ソフト)を使います。まあまあですね。結局、記号論理学と推理力の初歩を駆使して判読するわけです。「誤訳」を、議員の国会質問などで使えませんから、注意が必要ですがね。

投稿: ぐみ坂のかぜ | 2005年3月24日 (木) 12時12分

☆ぐみ坂のかぜさま~

>国連、ホワイトハウス、ニューヨークタイムスなどの
>ホームページをみるとき、「アトラス」(富士通の翻訳ソフト)を使います。

おおお。そげなもんがあるんすかっ!
そんな高尚なHPといっしょにうちのヘタレをごひいきにしていただくとは・・なんと物好きな・・(笑

>「誤訳」を、議員の国会質問などで使えませんから、

いつもお仕事ごくろうさまです。
誤訳といえば・・帝王切開のことを、かのユリウス・シーザーがそういう生まれ方をしたからという伝説があるらしいですが、本当は単に「切る・切り刻む」の意味のラテン語sectio caesarea をドイツ語に訳す時に、caesar(カエサル)と誤訳されたらしい、というものらしいですね。こんなこと、ぐみ坂のかぜさまには釈迦に説法だと思いますが、誤訳もまた文化というか、言葉も進化していくといった例かもしれませんね・・
エキサイト翻訳を見てて、あたらしい発見があったりすることもまた、事実です・・

投稿: 美頬 | 2005年3月24日 (木) 21時05分

す、すみません。
本当は読んだら最新の記事にのみコメントさせて頂こうかと思ったのに…。
どれも面白くてつい書き込んでしまうわたし。
コメント欄がpinpinだらけになっちゃうぢゃんっ!
この遊びも楽しそうで…。
ホリエモンバンザイ、ガンバレホリエモン。
(なぜか片言)

投稿: pinpin | 2005年3月26日 (土) 10時08分

pinちゃんいつもコメントありがと!
わたしもあとから遊びにいくね!
ドラえもんの「どこでもドア」じゃなくって、「どこでもライブドア~」ってゆっかー、ライブドア関連には、なんか目がはなせませんよね。
なんか、「ダメダメのびた」がえらくなってホリエモンになったって感じがするからなのかなー。謎。

投稿: 美頬 | 2005年3月26日 (土) 23時25分

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