肝試し?
長続きする風邪だと思っていたんですが、案外花粉症だったのかも・・と、今頃。
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村をみおろす山としてみなに親しまれているお山があります。こま山(仮名)っていうんですが・・
うちの子たち、幼稚園児だったころ「日本で一番高い山は?」「こま山」って言ってましたが・・ (ほのぼの
ここのてっ辺に杉が生えてて。
・・花粉、飛ばしまくってます。
見えぬ杉闇をまとひて立ったればことばかよはぬわかものばかり 岡井隆
海中(わたなか)へ降りて行かむとねがひたる或る夜の芯に糸杉の渦 岡井隆
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むかし、この「こま山」に「あんじゅさん」とよばれる人たちがすんでいらして・・
麓におりてうちの裏に住まわれていたそうですが・・
ご夫婦だったのかどうか。夫、この「あんじゅさん」のだんなさんの方に?に言われたそうです。
「あなたには強い守護霊がついています」
言われたのは幼稚園児ぐらいのときだったそうですが・・夫、今もそれを信じてます (信じて、いいですか?/笑
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というのも、テレビで心霊系のおそろしい特集をやっていて・・
夢のマイホーム、25年ローンで買ったところが、そこはのろわれた家だった~! とゆうような。
その敷地にまつわる因縁(虐待?されて死んだ少女の墓、とか)、家族の幸せをうらやむ先祖の怨念(鬼姑にいびられ死んだ若嫁の無念、だそーで)などのあれやこれやのてんこもり。
う~ん。せめて生きているものはこんなこと、しちゃいけないよ、なっちゃいけないよということなんですが・・
知らないでいるならともかく、知ってしまったらこわいよ住めないよ、とその家のあるじ・・
家族そろって、おそろしさに身をふるわせながら観てました、はい。(とくに嫁いびりのところなど、ん?)
はなしはドンドンつづき・・謎の発火現象、壁に浮かぶ文字・・効かない祈祷、さらに続く怪異・・と、これはまた別のケース。
ところが、です。
そんなときに限ってなんだか急に自分ちのお仏壇が気になってきてしまい・・(をい
(そういえばこのごろ、病気にかまけてお世話、してなかった、って)
「お小遣いあげるから、いっしょにお仏壇までついてきて♪」
とさそっても、家族全員から「いやだよ~」の大合唱 (当然
んー。じゃあ、仕方ない、一人で行くかどっこらしょ、とあっさり、暗いお部屋を通ってひとりで行って帰ってきました。
あれだけこわい番組を見た後なのに、なんだか急に、自分がえらい人になったような気がしました。
・・けれどほとんど肝試し状態だったのを心配してか、ダンナが途中まで迎えに来てくれてたのがちょっぴりうれしかったりしました。おわり。
傘を振り雫はらえば家の奥に父祖たちか低き「おかえり」の声 佐佐木幸綱
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