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2004年11月26日 (金)

憂国忌・・ミシマにあこがれた少年

三男の学習発表会。歌「気球に乗って」、合奏「茶色の小瓶」
「気球に乗って」はわたしも小学校か中学校のときに歌ったことがある。
帰宅した子供と合唱。なつかしい思い出の歌。

+++

子供のころといったら・・
昨日は憂国忌だったが、夫は小学生のころ、三島由紀夫の私兵組織だったという「楯の会」にあこがれ、入隊を希望していたという。
もちろん子供なので、正式のやつではない。
未確認だが、どうやら当時、楯の会には少年部とでもいうのがあったらしい・・
「マジ? それって、ほんとにあったの? どこで募集してたの?」 そうたずねたわたしの声、きっと震えていたと、思う。
「だいたい、なんでミシマなんか知ってたの。本なんか一冊も読んだことないあなたが!」
これは本当であった。その会話当時、すでに結婚して数年はたっていたが、(ヒマなときはお互いの顔を見つめあっていた、というのではなく)わたしは彼が本を読んだりする姿を一度も見たことがなかった。
「僕だって本は読むさ! ・・小学校のとき、軍事関係の雑誌(丸)をずっと読んでて・・」

・・うぷっ(笑

「そこに載ってた。
ぼく、はいりたかった。でも・・」
入会にはお金が必要で、彼にはそのおこづかいが、なかった。
「だからおこづかい、必死でためて・・
お年玉を全部つかって入隊しようと思ってた。
それなのに・・」

あわれ、少年の夢。
その三島由紀夫さんはお年玉のシーズンを目前に、勝手に死んでしまったというのである。

ぎゃはははは~~~

「くやしかった」とつぶやく彼を尻目にさんざ笑ってやったが、それが「時代」というものだったのか。
ちなみに彼、大人になってからあこがれのミシマを読んで・・『金閣寺』だったが・・ちっともわからなかったそうだ。
(彼の常識人としての感想は至極正しいと思う)
「ばかね。『潮騒』あたりからはいるものなのに。『潮騒』、おもしろいよ。(その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら)なんてせりふ、しらない?」
そう言ってやったものだが・・/笑
・・それにしても、草深いイナカのいたいけなぼんぼんですら心を動かし、熱狂させたミシマというのは、なんだったというべきなのかと思うのである。

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コメント

気球に乗って、私も歌いました~。
体を左右に揺らして、歌わされたような…。

だんな様、げなげですね~。
なんだかだんな様の記事は珍しいですね。
興味津々。

美頬さんを射止めただんなさま、どんな方かしら。

投稿: どんママ | 2004年11月26日 (金) 23時39分

どんママさま~☆

え? そ~なんですか!
みんな歌わされたんですよね~
『銀色の道』とか、なつかしいな~
カラオケとかにあったら、大うけするでしょうね(笑

>体を左右に揺らして、歌わされたような…。

そうそう!
「ランラ~ラ、ララララ、ララララ~ン♪」
弾んでいなくちゃ、いけなかったのよね(笑

>美頬さんを射止めただんなさま、どんな方かしら。

え? 
どんな方って・・
あはははは・・(^^;

投稿: 美頬 | 2004年11月26日 (金) 23時48分

こんにちは 園画せつは いろいろとお世話になりました たびたび覗くのですが 本を読まない私は 情報に乏しく 書き込む勇気が有りません 家の方に 雑談でもしに来てくださいね 失礼いたします

投稿: NDS | 2004年11月27日 (土) 13時09分

NDSさま~☆

こんにちは☆
猫ちゃんをお嫁さんにもらっていただいてからのご縁ですね~
NDSさまのサイトさんはとってもクールですてきなんですよ~
びっくりしちゃいましたぁ

>書き込む勇気が

きゃ~
そんな、こわくないですから(?
なんでも結構ですので、書き込んでください。
またお気軽にいらしてくださいね~♪

投稿: 美頬 | 2004年11月27日 (土) 15時13分

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